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加圧式トレーニングの理論

この加圧式トレーニングの効果を科学的に解明するため、佐藤先生は東京大学の石井教授らの協力を得て研究を進めました。石井教授は自らもボディビル1981、1983年のミスター日本であるという実績の持ち主で、筋生理学を専門としているのです。加圧式トレーニングの効果の高いポイントは加圧によって、普段はなかなか活動しない「速筋」を鍛える点にあります。通常は酸素を使う「遅筋」が軽い運動でも活動するのですが、これは長距離選手などが特に鍛える筋肉で、選手の身体を見ればわかるようにすらりと細身の体型をしています。なぜならば、「遅筋」は鍛えてもほとんど太くならない性質の筋肉だからです。

これとは逆に「速筋」は、非常に大きな負荷が身体にかからないと活動しない筋肉で、酸素ではなく体内の糖分を燃焼させて活動する性質を持っています。従って、「速筋」を鍛えたいと思うなら、「遅筋」を思い切り活動させて酸素を不足させ、酸素がなくても活動する「速筋」の出番をつくらなければならないわけです。これは一般の人には困難なことですが、加圧式トレーニングでは加圧することで血流がある程度制限されますから、「遅筋」はすぐに酸素不足となり、「速筋」の出番がさっそくやってくることになるのです。これで「速筋」もトレーニングした状態になりますから総合的に筋力がアップするのです。いわば、筋肉の特性を上手に操作しているようなかんじです。当然、この加圧は素人が自己流で行うことは危険で、専門家の指導のもとで行うことが必要です。

 

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